親子遠足では、親子の絆を深める事をねらいに、一緒に体験できるプログラムを計画しています。

つき組（5歳児）は、アグリパーク（農作物の収穫、家畜の乳しぼりや餌やりが体験でき、地元への愛着を広める体験施設）で、牛の乳しぼりと、搾乳後のアイスクリーム作りを行いました。

毎日飲む牛乳は、どうやって搾られるのか？あらかじめ搾り方を学び、いざ本番！を迎えました。

大きな牛を前に、大きく深呼吸し、息をするのも忘れるほどドキドキしながら搾ります。「はぁーできた」と搾り終わるたびに、できた喜びがあふれていました。

牛のおなかを手で触り、「あったかい。やわらかいね。」と直接触れて感じた思いが、次々と聞かれました。

牛からは、牛乳が作られているだけではありませんでした。皮は小学校に行くと必要なランドセルなどになり、糞はたい肥になることも教わり、余すところなく使わせてもらっていることに感謝しました。

お弁当の後は、“アイスクリーム作り‼”親子で一緒に、たくさん混ぜて、作って食べた味は、格別なようで、「アイスできたー。おいしい！」と笑顔があふれる時間となりました。

今回の体験で、牛についての学びや、牛乳が自分たちの基に届くまでの過程などを知るきっかけになりました。乳しぼりができたことは、大きな自信に繋がったと思います。

子どもたちの探究心は、どんどん膨らんでいきます。一人ひとりの「知りたい」「やってみたい」が満たされていくよう、かかわっていきたいと思います。