- すいか組(0歳児)
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給食だいすき!(0歳児すいか組)
11時のすいか組。
給食の準備をしている保育者を見つめる子どもたち。「まんま!」と大きな声を出したり、背伸びをして覗き込む子もいます。今回は、子どもたちが大好きな給食の時間を紹介します。
すいか組は現在8名のお友だちがいます。生後2ヶ月で入園し、ミルクのみの栄養補給だった子たちも、今月ついに離乳食が始まりました!全員で楽しい給食の時間を過ごしています。
離乳食と言っても、月齢によって食事形態が異なります。現在「初期食」「後期食」「完了期食」の3種類の食事を提供しています。トロトロなものから歯茎で噛める固さに移行していく中で、食べる練習を積み重ねています。
子どもたちが席に着くと、保育者は声出し&指差しでダブルチェックをします。「〇〇くん、初期食です。今日のメニューは、おかゆ、スープ、野菜のミルクペーストです。」
子どもと食事形態が合っているか、まだ食べたことのない食材は入っていないか、間違いのないよう注意します。検食もして、固さや味付けの確認もします。少しでも疑問があれば、給食室に聞きに行きます。
「いただきまーす」手を何度もパチンと鳴らしたり、机をバンバン叩いたり、給食を食べたい気持ちを表現してくれて、とても可愛らしいです。
初期食では食べ慣れないため、口からペッと出してしまうことがあります。「おいしいね」「あーん」と話しかけながら楽しさを味わえるようにします。
手づかみの子どもは、食べたい気持ちを尊重します。手で掴んで感触を確認することは発達にとても重要です。
スプーンに興味を示し出したら、保育者が手を添えたり、すくって見せたりして、スプーンの使い方を覚えていけるようにします。うまくできたらたくさん褒めて自信に繋がるようにします。
保護者の方とも食事の様子を伝え合っています。「お家でコップ飲みができるようになりました。」「苦手な〇〇を一口食べることができました。」そんな嬉しいご報告を一緒に喜んだり、悩みを共有したり、子どもの成長をそばで見守ります。0歳児の重要な時期に、食べることを楽しいと感じられるよう日々関わっています。食べることに興味を持ってもらい、「生きる力」を身につけて欲しいと願っています!