そら組（４歳児）のお部屋では、お家ごっこやお医者さんごっこなど、“ごっこあそび“を楽しむ子がたくさんいます。

そこで新たなごっこあそびを取り入れようと、担任が子どもたちに提案すると、“大賛成👏“

子どもたちに、どんなことをやりたいかを聞くと、「ケーキを作りたい！」「ケーキ屋さんをしたい！」と言う声が多く、『ケーキ屋さんごっこ』をすることに決定✨

まずは、みんなでどんなケーキがあるか、どんなケーキを作りたいかを話し合いました。

「いちごケーキ」「ドーナツ」「チョコケーキ」「パイナップルケーキ」などたくさんでました！

お部屋のままごとコーナーに、色々なケーキの写真が載ったメニュー表があるのですが、それをみて「これも作りたい！」と言う子もいました🍰

作りたいケーキが決まったら、次はどうやって作るかをみんなで考えました。

子どもたちからは「粘土」「箱」「折り紙」など、親しみのある物が出てきました。その他にも、保育者が子どもたちのイメージに合いそうな廃材や素材をいくつか用意し、「これはどうかな？」とみんなで考えて決めました！

そして、いよいよケーキ作りの開始です😊

【ドーナツ🍩】

チョコのドーナツ、いちごのドーナツ、チョコいちごドーナツと好きな味を絵の具で表現しました！

ドーナツの上のトッピングは、フルーツキャップ（桃や梨などが包まれているがネット状の緩衝材）を1本ずつ剥がし、ハサミで好きな長さに切って仕上げました🍩

【クッキー🍪】

クッキー作りでは、紙粘土を使用しました。子どもたちが普段使っている油粘土とは違う柔らかい感触や、においなど五感を使って楽しみました！

サッカーボールクッキー、くまさんクッキー、お花クッキーなど自分が作りたいクッキーを作りました🍪

【モンブラン🌰】

モンブランは新聞紙、お花紙、毛糸を使って作りました！

まず新聞紙で、「おにぎりにぎにぎ〜♪」と握った後、お花紙を巻いて、毛糸を巻きました🧶

一番上の栗はペットボトルのキャップを絵の具で塗って栗に見立てました🌰

ケーキ作りを通して、友だちとアイディアを出し合ったり、「こうやるとどうかな？」などと友だち同士の会話の中で、新たな発見が生まれていました。

そして、身の回りにある廃材が様々なケーキに変身していくおもしろさを感じたり、新しい素材を使うことで視野が広がり、五感を使って楽しんでいる子どもたちです。

ケーキ作りはまだ続きますが、子どもたちの想像力を大切に、これからも表現する楽しさを感じられるように進めていきたいです。