そら組（４歳児）の前回の記事で、“ケーキ作り“の様子をお伝えしましたが、ケーキ作りが終わると、【ケーキやさんごっこ】へとあそびが発展していきました。

商品を並べ、いよいよオープン✨

店員さん役・お客さん役、それぞれなりたい役になりきり楽しみました😊

お部屋の中は「いらっしゃいませ〜！」「おすすめは〜…」「これください！」など、自然と会話が飛び交います！また、普段あまりかかわりが少ない友だちとも、ケーキやさんごっこを通して、会話がたくさんうまれていました👫

そしてケーキやさんごっこを楽しむ中で、お店やさんにはまだ“必要なもの“があると気づいた子どもだち。

「お金がいる！」「ケーキやさんのマーク（ロゴ）があったほうがいいよね！」「看板を作りたい！」など、どんどんイメージが膨らみ、アイディアもたくさん出てきます💡

クラスで話し合う時間を設け、子どもたちの声を形にしていきます。

＜お金作り💰＞

「丸いお金と四角いお金があるよね！」「四角いお金にはおじさんがいるよね！」と日常の生活で見たものを思い出し、あそびの中に取り入れていました💴

＜ロゴ・看板作り🪧＞

子どもたちに、どんなロゴが良いか聞くと、「そら・虹・おひさま」が入っているものがいいとのことで、そのイラストが入っている絵をみんなに描いてもらうことになりました。最後は、子どもたちの描いた絵を保育者が1つに組み合わせて完成🌈

“必要なもの“が揃ったお店は、さらにケーキやさんらしくなっていきます！

クラス内でケーキやさんごっこが盛り上がってくると、「今度は○○組のお友だち（他学年）も呼びたい！」との声も聞かれるようになりました。

そこで少し緊張しながらも、各クラスのお部屋へ行き、「ケーキやさんやってます！」「ぜひきてね〜！」と呼びかけに行くと、他クラスの友だちが続々とケーキを買いにきてくれました😊

自分たちより大きい学年のつき組（５歳児）が来ると、ケーキやさんでのやり取りはもちろん、普段はなかなか話さない好きなキャラクターの話などをして盛り上がり、たくさんかかわる姿がありました✨

また自分たちより小さいクラスのお客さんが来ると、優しく話しかけたり、メニュー表を用いて、写真を指さしながら分かりやすく説明したりする姿がありました✨

ケーキ作りからケーキやさんごっこまで、長い時間をかけて1つ1つ楽しんでいった子どもたち。

【ケーキ屋さんごっこ】を通して、友だちとアイディアを出し合い、工夫しながら協力したり、あそびを進めていく楽しさを味わっていました。そして、やりとりの中で言葉での表現やコミュニケーションを豊かにしながら、たくさんのことを吸収できたように思います。

これからも子どもたちの“やりたい！“という気持ちを大切に、子どもたちに寄り添いながら、様々な活動を一緒に楽しんでいきたいと思います。