肌に触れる風もだんだんと冷たくなりましたが、子どもたちは、寒さを吹き飛ばすかのように、元気っぱいに過ごしています😊

身体の動きも活発になり、ハイハイからつかまり立ち、さらにひとり歩きをマスターする子も。

そして、身体の面だけでなく、心もぐんぐん成長しています。

自分の気持ちを一生懸命に表現したり、友だちへの興味関心が強くなり、『どうぞ』や『貸して』『いないいないばあ』などのやりとりも増えています✨

　

子どもたちの成長に喜びながら、保育者は1つ悩みが生まれました。

『子どもたちの成長に合わせた環境になっているか？』

悩んでいると、園長先生から「子どもの成長に合わせて、環境も保育者もアップデートしていけたらいいね」という言葉をいただきました。

そこで、すいか組アップデート大作戦のスタートです！

　

① すいか組の“今”の様子を共有

まずは、環境構成や、かかわり方を見直すことに。

子どもが『どんなものに興味を持っているのか』『どんな成長段階にいるのか』『保育者のかかわり方はどうか』を振り返りました🔁

振り返ったことで、子どもの成長段階に必要な環境や、成長に合わせたかかわり方を意識できるようになりました！

　

② すいか組アップデート大作戦を計画

①での振り返りを踏まえ、『こんな風にしていきたいね』『もっと体を動かせるスペースがあっても・・・』など、意見を出し合いました！

月齢の差が大きいすいか組。

『それぞれの成長段階に合っていて、みんながのびのびと遊べる環境にするには？』と考え、保育室のレイアウトを計画しました✏️

　

③ アップデート開始

以前は広いスペースだった保育室を、コーナー分けしました。

おままごとコーナー、お絵描きコーナー、体を動かせるスペースなどに分けて、あそびが充実するような空間ができました♬

そして、子どもたちにとっては保育室だけでなく、玄関や他クラスの保育室、廊下までもが、魅力的なあそび場になることにも気がつきました💡

　

④現在も、アップデート進行中・・・

新しい保育室で興味津々に探索活動をしたり、『次はこれがしたい』などと、指差しで意思表示をしています☺

しかし、環境を変えてみるとまだまだ課題が🔍

他クラスの先生方にもアドバイスをもらいながら、試行錯誤中です。

思っているよりも難しい環境構成・・・

そんな時に、新しくなった保育室に目を輝かせてくれる子どもたちの姿を見て、保育者の気持ちも、『難しい、でも楽しい』にアップデートされました✨

環境構成や保育には、完成も正解もなく、子どもの成長と共に進化していくことが大切だと感じました。

子どもたちの『気になる』を見逃さず、より『楽しい』『面白い』がたくさん広がっていく日々にしていきたいと思います🍀