皆さんのご家庭で、お子さんの食器は、どのような材質のものを使っていますか？

実は、すいか保育園では、0歳から5歳児まで、陶器のお皿を使用しております。

《陶器》と聞いて、驚かれる方もいらっしゃいます。落として割れたら危ない！重くて持ちにくい！などの意見もあります。

しかし、すいか保育園では、あえて陶器にしているのです。

と言いますのも、お茶碗の重みを感じてほしく、割れるものだからこそ、丁寧に扱おうとする気持ちを育てたいとの願いから、陶器製のお茶碗を使用しております。

本日、給食の配膳中に、職員がかけたお皿を発見しました。

かけらが全て見つかるまで、先生たちはパズルのピース探しの様に、隅々まで探します。

本日は、どうしても、かけらが見つかりませんでした。

どこかのお皿に付着している可能性もあると判断した園長先生は、すぐに館内放送で『給食の配膳をストップしてください！』とアナウンスします。どのクラスも落ち着いて、判断を仰ぎます。

悩んだ末、全クラスの食器を非常用の紙皿に取り替えることになりました。

割れたお皿がが見つかってから30分。

すでに盛り付けた食材は破棄し、新たなご飯とお味噌汁を、作ってくれた調理員、臨機応変に柔軟な対応をしてくれた職員、何よりも給食提供が遅れても待っていてくれたこどもたちに感謝しています。

保育園では、様々なことが起こります。

その時々で、こどもたちのことを1番に最善の方法を考えて、これからも安全.安心の保育を目指していきます。